おいらの人生これから、こらから・・持病に負けず、老いにも負けず・・リタイヤ爺の独り言

「はんがーカフ ェテリア」(4)

翔太がカウンターに近づくと「和食と洋食どち
らが宜しいでしょうか」、おっとりとした口調
でシェフが問いかける、「お、おまかせでは!」
「はい、どちらかで、おまかせください」、
「それじゃ洋食で」、「承知いたしました」、
「ん・・どこかで聞いた台詞・・」翔太は心の中
でちょっとにやけた。

トーンの変わらぬやりとりがここで途切れた。

又静まり返った。

背を向けたシェフに「あの~、幾らですか」少々
不安になった翔太は、シェフの背中に聞いた。

「995円でございます」、もう一度翔太の方に
向いてシェフは応えた、「但しお気に召して頂
ければでございます、お気に召して頂け無けれ
ばお代は要りません」。

こんな高ピな物言いなのに、仏に諭されている様
な、仏・・、生まれて30年、神も仏も信心無しの翔
太なのだがそんな不思議な気持ちが湧いて来る。
だから嫌な気はしなかった。

「そちらでごゆっくりと」背中でシェフの声を聞
きながら、クローズされたテーブルの間を抜けて
ソファーの前に行く。

「よろしいですか」、「どうぞ」やさしく読みか
けの本を閉じ彼女は、軽く会釈をした。「ども」
翔太も会釈を返して端に腰をかけた、ソファは少
し硬めだが、なんとも座り心地が良い。

「あの本はみんな」、「ええ、ここへ来るたびに
一冊づつ読んで置いていくんです」「それじゃ読
み終わるまで待ってるんですか」、「はい」、
「それじゃ11回もここに来られてるんですか」、
矢継ぎ早の翔太の質問に「いいえ毎週土曜の午後
いつも・・、そちらのおじ様達も、そうなんですよ」
優しく微笑む彼女の声にくすぐられながら、翔太
に顔を向けた二人のおじさんにぺこりと頭を下げた。

彼女越しに見る彼等は、軽く会釈を返して、
手元の本に目を落とした。

又、「クゥー」と翔太の腹が鳴った。

照れ笑いしながら、「朝からなにも食べてないも
んで」、彼女はクスリと笑う。
そんな彼女の膝に置かれた古びた本に翔太は見
覚えがあった。

misuzu01.jpg


パステルの空色の中に、幼い少女が、タンポポの
綿毛を飛ばしている、翔太が、父親の遺品を整理
している母から手渡されたあの本だ。






この~木♪何の木♪気になる木。
そうだ木曜日だ!!!
木と言えば、木曜日と言えば
22:00と言えば・・
これから家に帰って、ごはん食べて、お風呂に入って
眠くならない様に、晩酌は中止して
あ、血糖値も計って、

だって今日は「最終回」なんだもん。

と、言う訳で頭の中はキョンキョンでいっぱい。
それしか頭の中には無い!!!

そんな頭でここまで書けたもんだ。
そんな自分をほめてあげたい。

だから・・・・・・つづく

明日かどうかは分からないけど。

あはは・・今年62さい、じいの頭の中ってこんなもんよ!











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獏(ばく)は、中国から日本へ伝わった伝説の生物。人の悪夢を喰って生きると言われてます。どうぞ悪夢を見た時はここに来て「この夢をばくにあげます」とコメントして下さい、そうすれば貴方は、その悪夢を二度と見ずにすむ事でしょう。

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