おいらの人生これから、こらから・・持病に負けず、老いにも負けず・・リタイヤ爺の独り言

冬の夜長は・・



冬の夜長は我が家ものんびり、テレビ番組は吉本に占拠され、なんかつまんないし、室内で飛ばすヘリもちょいと飽き気味だし、暫く昼労夜読と言う事で、書棚の、ん十年前の本を再読することにした、でも三島や五木や司馬や太宰は文字が小さくて読めん!、それに長いし、睡眠薬代わりにはとてもいいのだが。

で、やはりポエムだな、そういえば昔、光太郎先生IOVEの時があった、どうてい時代は道程を・・甘い果実の味を知ってからは千恵子抄、そして不覚にも女子に捨てられたときなんぞは、レモン哀歌に涙したもんだ。

パラパラと本をめくると、機あるごとに読み返した見慣れた文字が、あの頃まだおいらの体の中に、いや、頭の中に純でストイックな感情が渦巻いていた頃、この一片の詩に衝撃を受けたものだ。

あの頃束の間ではあったが、自分のことを俺とかおいらではなく僕と言っていたような・・・

ま、どうでもいい話だが。

でも今じゃこの崇高な詩を味わっても、この夏の苦い思い出ばかりがよみがえるばかり・・・・

で、こんな詩に・・・



「ぼろぼろなゴルファー」

何が面白くてゴルフをするのだ。

この広い草原の中では

球が小さすぎるではないか。

そこのバンカー顎が高すぎるではないか。

雪の降る国にこれではシーズンが短すぎるではないか。

スループレイじゃ腹がへるから堅パンも食ふだらうが、

ゴルファーの眼はOBばかり見ているじゃないか。

身も世もない様に落ち込んでいるじゃないか。

ありえないホールインワンを夢見て

フォローの風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢゃないか。

この小さな素朴な頭の中で失望と後悔が逆まいてゐるぢゃないか。

数えきれないスコアー

これはもうゴルフぢゃないぢゃないか。

おいらよ

もう止せ、こんな事は。


(高村光太郎詩集,猛獣篇の中のぼろぼろな駝鳥の替え歌的な・・。)






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コメント
バーソさん
こんちは〜

心強い替えポエムありがとうございます。
いいふりこいて難しい本引っ張り出してみましたが
本当は花登筐や源氏鶏太氏などの商いもの、サラリーマンものが好きでした。
文学少年時代は一時でした、すぐにサクランボ食べられちゃったもので・・・( ̄ー ̄;
でも春に目覚めた良き時代でした。
って、どこまでも不純がついてまわる爺でした。

ところで内地のブログではアール・ゴテゴテでたいそうな盛り上がりですね。
現代を風刺ためのプロローグが粋ですねぇ
コメントの中でジョブズだのシンプルライフだのと話題の広がっていましたが
それ見てちょいと口ずさんでしまいました・・
シンプルラブ考えすぎねあなた(^^♪ なんて・・
ま、ぜんぜん関係はなかったのですが・・・

2014/12/10(水) 16:34 | URL | ばく #-[ コメントの編集]
こんにちはー
なるほど。そうでしたか。
ずいぶん、文学少年だったのですね。
私とは、えらい違い。
自慢じゃないですが、そんな難しい本、ほとんど読んでません。
でも、真似をしました。

雪の降る国にこれではぼろぼろ打ち過ぎぢゃないか。
ばくさんの頭は無辺大の夢で逆まいてゐるぢゃないか。
瑠璃色の風が吹いてくるのを待ちかまへてゐるぢゃないか。
ゴルフせんと、身も世もないように燃えてゐるぢゃないか。
これはもう、リタイアじゃないな。
やりたいあ、だな。
もっとやれ。こんな事を。(失礼。笑)
2014/12/09(火) 16:23 | URL | ☆バーソ☆ #JyN/eAqk[ コメントの編集]
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