おいらの人生これから、こらから・・持病に負けず、老いにも負けず・・リタイヤ爺の独り言

昔話


昨日、やっと・嫌われ松子の一生・の半分を読み終えた、最近居間の照明がなんか暗い感じがして文字が読みずらい、かといって書斎はもっと暗い、築25年目の我が家、住人と同じで老朽な箇所がちらほら、で、照明関係も ご多分に漏れずよぼよぼな感じ、それもそのはず、家電大好きなおいらにはそぐはない、流行に乗り遅れた感のある蛍光灯が主だからなのだ。

先週末キッチンの蛍光灯がブーンと最後の断末魔を残して死んだ、蛍光管は暮れに変えたばかりで、どうやらが内臓の安定器が寿命だったみたいで、お医者さんを呼ぶまでも無くそのまま永眠してもらうことに、で、日が暮れる前に自分で取り換えようと町はずれの100満ボルトに走る。

流石大型店、あるわあるわ目移りするぐらいいろんな照明器具が、そしてどれもLED系だ、お値段もピンからキリまで、従来の蛍光灯風に器具と照明管が別々なものは結構なお値段で、器具の中にLEDが無数張り付けられた使い捨てタイプのようなのはメチャお安い、おいら迷わずお安い方を・・

それでも、我が家のキッチンは10畳なのだが、奮発してちょいと値の張る14畳タイプの物を、家に帰り早速取り付け、不測の事態を避けるため、台に上ったおいらの足元は奥方ががっちりフォロー、今までの照明器具とくらべたら今度のは半分以下の重さ、難なく取り付けられた。

LEDってなんか暗い感じがしていたが、さすが14畳用、明るい、っていうよりまぶしい、でも付属のリモコンには照度調整機能がついており、器具のメーカーはあまりメジャーではないが、なんかお値段以上のお得感が・・

と言う事で現在の読書部屋はキッチンと言う事で、受光機能に衰えを感じる我が眼にとってはこの光量は心強く読書スピードも一段とアップ、となりでは奥方が英語のお勉強、時折電子辞書からネイティブな叫び声が聞こえるがそこは我慢して。

ところで、この山田宗樹作の嫌われ松子の一生、映画化もドラマ化もされていたのだが、観ていなかったし興味も無かった、この本を読むきっかけになったのは、先の泣け本シリーズで彼の・天使の代理人・を読んで結構面白く、その流れで彼の作品をアマゾンから仕入れたその中の一冊だ。

・嫌われ松子の一生・冒頭は主人公である松子が殺害されたというシーンから始まる、そして残された松子の部屋を甥である笙が後かたずけをすることになり、その存在さえ知らなかった叔母の殺されるまでの人生に興味を抱いた笙は、叔母である松子の過去を知る縁者と巡り会い、松子の人生のなぞ解きをしていく、そしてそれと並行して、その時々の松子の波乱の人生がオムニパス的に描かれていく。

で、まだ読み終えていないのに、こんな事を書いているのは、中学教師であった松子の転落の過程で遭遇するトルコ嬢という職業、昔を知るおいらに言わせれば、懐かしさの籠るこの職業、今じゃ風俗嬢なんても呼ばれているが・・。

おいらが若かりし頃、っていうかまだ少年と言われていたころ、母が帯広の歓楽街で小さなバーを経営していた、ホステスさんと呼ばれる雇の女の子は3人、女の子と言っても三十路はとうに過ぎてはいたのだが、おいらはまだ現役の高校生で、それでも親孝行なおいらは、夜な夜なそのバーのカウンターの奥でバーテンもどきのお手伝いをしていたことがある。

そんなある日、いつものようにカウンター奥でお仕事をしていると、常連のまだ若き某小学校の教師がボックス席でホステスさんとおなじみのワイ談に興じていた、なんせ狭い店内その話はおいらの耳にも、ま、この教師のおかげで公僕たる教師と言う概念が失われたことも事実なのだが。

その中で札幌の大阪城というトルコ風呂がメッチャ良かったと、そのお姉さんのテクに歓喜の涙を流したとか、セミチェリーボーイだったおいらでも、そこが何ぞする場所であるかは分かっていたので、この公僕たる教師のはしゃぎぶりに、大阪城がどんな素晴らしい所なのか、これは行ってみなければなどと言う願望が膨らみ、カウンターの下にある母の売り上げ金庫から密かに軍資金を頂戴する羽目に・・

あの頃は姉の初任給が4500円、トルコ風呂の入浴料が3800円、たぶん一月ぐらいで軍資金は貯まり、突撃体制は整った。

夏休み、アルバイトで買ったカワサキの原チャリで帯広を出発、まだ砂利道が残る国道38号線を300K彼方の大阪城をめざしひたすらアクセルを吹かす、今なら高速道で200kの道のり、所要時間は2時間ちょっと、当時はたぶん6時間はかかったと思う、なんせカワサキの原チャリは混合2サイクル、1時間も走るとエンジンが焼けて休息を余儀なくされるのだ。

夢にまで見た大阪城、その界隈がすすき野だってことも知らず、猫糞した3800円を握りしめいざ大阪城へ、恐る恐る受付でお金を払うと綺麗なお姉さんがお部屋までエスコート、その後は鮮烈すぎて言葉にはできないが、夢にまで見た大阪城はあっという間に落城した、いや落城したのは大阪城ではなくおいら・・

それから、その年、リベンジのために幾度となく日高山脈を越えたことか。

・嫌われ松子の一生・まだ半分残っているが、若き日の痛い思い出がよみがえり、一人ニャニャ思い出に浸っている。

さあいよいよ後半だ、トルコ嬢から大阪城を思い出してしまったが、この小説なかなか面白いぞ!!







関連記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

中高年よ大志を抱け
クラーク02
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

ばく

Author:ばく
獏(ばく)は、中国から日本へ伝わった伝説の生物。人の悪夢を喰って生きると言われてます。どうぞ悪夢を見た時はここに来て「この夢をばくにあげます」とコメントして下さい、そうすれば貴方は、その悪夢を二度と見ずにすむ事でしょう。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

参加してます。
カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
のぞき部屋
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
言葉は力

presented by 地球の名言

         
ばくの本棚
TOEICボキャドリル