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おいらの人生これから、こらから・・持病に負けず、老いにも負けず・・リタイヤ爺の独り言

昭和・・平成・・?



母がいる病院は、今年に入ってから院内感染予防のため面会禁止が続いている。

それでも手を消毒し、マスクをかけてわずかの時間だが、母の顔を見に行く。

最近の母は、どこか遠くを見ている、時よりおいらの顔を見て「忙しんでしょ、帰っていいのよ」と、母は昔のおいらに話しかける。

いずれにしても、まだおいらの顔を覚えてくれている、それがちょいと嬉しい、昨年は秋まで持たないだろうと覚悟をしていたが、今こうして新しい時代の入り口まで、命の火を灯し続けていてくれる。

昔母から見せられた古ぼけた写真、樺太にいた時代の、真岡郵便電信局の同僚達との集合写真、2・30人はいただろうか、その中の半数は終戦時ソ連兵の侵攻により命を落としてそうな、その時、青酸カリで自決した同僚もにこやか顔で写っている。

あの時防空壕で、ソ連兵の銃撃で太ももを撃たれなければ、たぶん配給されていた青酸カリで、同僚たちと同じ運命をたどったに違いないと、子供だったおいらに話してくれたことがあったっけ。

18歳、青春真っ盛りのあの時代、戦後生まれのおいらには想像も出来ない動乱の時代を生き抜いてきた母。

まだ元号は知らされていない今朝、ふと病院のベットで横たわる、どこか遠くを見ている母の姿を思い出し、胸を締め付けられる。

今日も病院に行こう、でもその前にリハビリに行かなくちゃ、新元号の発表はたぶん6番ホールを回る頃か。


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